Windows Updateのログを表示する


Windows Updateが正常に動かない時のトラブルシューティングに、Windows Updateログは重要です。Windows Updateのどの部分で失敗したかなどが、このログで確認することができるからです。

Windows 7や Windows 8.1などでは、windowsudpate.logというファイル名で保存されていますが、Windows 10では都度ログを変換・生成する必要があります。

ここでは、Windows OS別にWindows Udpateのログを表示する方法を説明します。

Windows 7の場合

  1. スタートボタンをクリックして、検索ボックスを表示します。
    検索ボックスを表示

  2. 検索ボックスにwindowsupdate.logと入力します。すると検索結果にwindowsupdateが表示されるので、クリックします。
    検索ボックスにwindowsupdate.logを入力

  3. Windows Updateのログが表示されます。
    Windows Updateのログが表示される

Windows 8.1の場合

  1. Windowsボタンを右クリックしてファイル名を指定して実行(R)をクリックします。
    ファイル名を指定して実行をクリック

  2. ファイル名を指定して実行ダイアログの名前欄にwindowsupdate.logを入力して、OKボタンをクリックします。
    windowsupdate.logを入力する

  3. Windows Updateのログが表示されます。
    Windows Updateのログが表示される

Windows 10の場合

Windows 10では、従来のwindowsupdate.logではログの内容は確認できなくなっており、ログの代わりにPlease run the Get-WindowsUpdateLog PowerShell command to convert ETW traces into a readable WindowsUpdate.log.という内容が書かれています。
Get-WindowsUdpateLogのPowerShellコマンドを実行してくださいの記述

windowsupdate.logに記述されているように、Windows 10ではPowerShellのコマンドを使ってWindows Updateログを変換・生成して表示する必要があります。

  1. 検索ボックスにpowershellと入力し、表示される検索結果一覧からWindows PoserShellをクリックします。
    PowerShellを起動する

  2. PowerShellが起動されます。Get-WindowsUpdateLogと入力して、Enterキーを押します。
    Get-WindowsUpdateLogを入力

  3. Windows Updateのログの変換・生成処理が行われます。コマンドは、正しく完了しました。と表示された後に、生成されたログの場所(パス)がWindowsUpdate.log written to c:¥Windows¥…のように表示されます。
    コマンドは、正しく完了しました。

    ログの書き出し先の表示

  4. 表示された場所を元に、書き出されたWindows Updateログを開きます。
    書き出されたWindows Updateのログファイル

  5. Windows Updateのログが表示されます。
    Windows Updateのログが表示された