XAMPPで仮想ホストの設定
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XAMPP for Windowsで仮想ホストを追加する手順です。仮想ホストはサイトを仮想ホスト単位で構築することができる機能なので、一つのXAMPP(Apache)で複数のサイトを作ることができるようになります。今回の手順では仮想ホスト毎にポート番号を指定してアクセスできるようにします。
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httpd.confを編集して下記の項目を追加します。すでに
Listen 80というコードが記述されている次行ぐらいに追加します。今回の例ではポート番号を9001としています。httpd.confはC:¥xampp¥apache¥confに存在します。Listen 80 Listen 9001 -
httpd_vhost.confに下記の項目を追加します。記述する場所は
NameVirtualHost *:80というコードが記述されている次行ぐらいに追加します。httpd_vhost.confはC:¥xampp¥apache¥conf¥extraフォルダーに存在します。NameVirtualHost *:80 NameVirtualHost *:9001 -
さらに下記の仮想ホストの定義を追加します。ここでは実際にコンテンツファイル(htmlファイルなど)を置く場所はC:¥xampp¥htdocs¥testsiteとしています。またこのフォルダーは作成しておく必要があります。
<VirtualHost *:9001> DocumentRoot "C:/xampp/htdocs/testsite" ErrorLog "logs/testsite-error.log" CustomLog "logs/testsite-access.log" common </VirtualHost> -
DocumentRootはこの仮想ホスト(サイト)のコンテンツ(htmlファイルなど)を保存する実際の場所です。ErrorLogはこの仮想ホスト(サイト)のエラーログ出力先を、CustomLogはこの仮想ホスト(サイト)のアクセスログ出力先を指定します。
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