VBAのよく設定するオプションとコンパイル
ExcelやAccessなどで比較的簡単にプログラミングができるVBA:Visual Basic for Application。業務の効率化や定型的なデータ処理など利用すると何かと便利ですが、そのままの設定だと構文エラー時に都度エラーメッセージが表示されたり、コンパイラでの変数未チェックでエラーが見つけにくかったりします。
「構文エラー」のメッセージボックスをの非表示や、「変数宣言の強制」はツールのオプションをクリックすると設定ダイアログが表示され、そのダイアログで設定可能です。
「構文エラー」メッセージボックスを表示しなくするには、自動構文チェック(K)のチェックを外すと、エラーメッセージだけが表示されなくなります。また構文チェック自体は今まで通り行われ、問題がある部分は強調表示されます。
次に「変数宣言の強制」。これはVBAでコンパイルを行った時に変数宣言を行っていない変数を利用した場合にコンパイルエラーを表示するものです。変数の宣言を強制する(R)にチェックを入れることで実現できます。
ちなみにVBAのコンパイルは構文チェックや、変数強制オプションを指定した場合に未宣言の変数を利用している場合にエラーメッセージを表示してくれます。VBAプログラムのコードを新しく入力したり、変更・修正した後はコンパイルを実行しておくようにしましょう。。コンパイルはデバッグのVBAProjectのコンパイル(L)で行うことができます。
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