Windows Updateのダウンロードが終わらない
今回Windows Updateが終わらない現象が発生したのはWindows Server 2008 SP2で稼働しているサーバー。このOSはメインストリームのサポートは終了(2015年1月13日)していますが、延長サポートが2020年1月14日までとなっていますのでWindows Updateもそれまでは実行可能です。
サーバーOSということもあり、まず「Windows Server バックアップ」を使ってバックアップを作成してから作業を始めました。
Windows Updateの現在の状況を確認。2018年1月20日時点で、Windows Updateの最終確日が2017年10月10日と、3ヶ月ほど実行されていないことがわかります。
更新プログラムの確認を実行しても、更新プログラムをダウンロードしています…が終わらず丸1日放置してもこの状態が続くということでした。
更新プログラムをダウンロードしています…中、CPUが50%以上とCPU使用率が高かったので、セキュリティ対策ソフトの自動スキャンが行われている可能性があるのと、Windows Updateのログを確認して、システムファイル(Windows Update関連)が破損している可能性が高かったのでシステムファイルチェッカーを行うことにしました。
以上の作業を行なった後に再度Windows Updateを実行した結果、無事に更新プログラム(31件の新しい更新プログラム)が見つかり、インスールも無事できました。
セキュリティ対策ソフトの設定
このサーバーにインストールされていたセキュリティ対策ソフトはSymantec Endpoint Protectionでした。
Windows Updateで使用するディレクトリを、Symantec Endpoint Protectionの自動スキャン対象外にする設定します。
システムファイルチェッカーの実行
システムファイルチェッカーを使うことで、破損しているWindowsのシステムファイルをスキャンして修復することができます。
コマンドプロンプトを管理者権限で開き、下記コマンドを実行しました。
C:¥Windows¥Logs¥CBS>sfc /scannow
システム スキャンを開始しています。これにはしばらく時間がかかります。
システム スキャンの検証フェーズを開始しています。
検証 100% が完了しました。
Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかり、それらは正常に
修復されました。詳細は、CBS.Log windir¥Logs¥CBS¥CBS.log に含まれています。例
C:¥Windows¥Logs¥CBS¥CBS.log
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